2ちゃんねるで常識人を作るライフハック
2ちゃんねるのおかげで(これでも)真っ当な人間になれましたという話
真っ当と言ったら真っ当なんだ、俺がルールブックだ。
十代のころのタケユキは今思い返すと物心がついてなかったんじゃないかと思えるほどに無知で天真爛漫かつ傍若無人な生き物でした。どちらかといえば犬に近い。今でもそうだけど、これでも当時よりは理性と常識を備えてるつもりなんです。二足歩行もしている。許してくれますね。
2ちゃんねるって使ったことある人はわかると思うんですけど、あそこは様々な人間が各々の思考をぶつけるところで、こう書くと議論とかしてそうだけど全然そんなんじゃないしただの罵り合いです。安心して下さい。
でもその歯に衣着せぬ罵り合いを「うわぁめっちゃコエー」って言いながらただひたすら見てて「ああ、こういうこと言うとダメなんだな」とか「こっちの考え方が一般的なんだな」とか「こういう言い方が効果的なんだな」とか「絵の練習するときはまねっこするけどそのまま公開したらパクリになるのだな」とか、自分が書き込むことはほとんどなかったんですけど傍から見てて色々なことを見知った。見聞きした。ミッキキマス太郎。
面と向かって「お前それおかしいよ」と言える日本人ってほぼいません。当時のタケユキが自分の思考のズレにぼんやり気が付いたのは家庭でも学校でもなく「お前それおかしいよ」って言いあってる2ちゃんねるでした。
学校とか家庭とかは考え方の似た人間で集まりやすいでしょうから、自分と全く違う価値観の人間と接触するという経験が乏しい人間は「お前それおかしいよ」って言われずに育つ。その結果いわゆる「DQN」や「モンスターペアレント」になりやすいんじゃないでしょうか。そうに違いない。
同じ考え方の人間ばかりなら「これおかしいんじゃね」っていう人がいませんから暴走しやすい。DQNやモンペが群れるのか、群れるからDQNやモンペになるのか、にわとりが先かたまごが先か、にわとりたまご(名菓)。
だから経験値の足りないお子さんはν速にでも放り込んでおけ!
大自然の中で様々な人間性に触れ合うことで学ぶことも多いでしょう。
ただ根本的な考え方が変わるわけではないので相変わらずクズみてぇな思想を抱えて今日も常識人ぶるタケユキがここにいます。みんなそんなもんです。
常識人ってそんなもんです。
おわり